夏から秋、秋から冬へ 体も心も衣替えを

澄み切った空気のなかにぽっかりと浮かぶ月。仕事終わりに自転車をこぎながら、まぁるくて神々しくて、いつも以上に光を放っている姿に心奪われました。そうなんです。一昨日は、中秋の名月。そして、昨日はスーパームーンでしたね。夜空を明るく照らしてくれる美しい月を、皆さんも眺められたのではないでしょうか。

 秋になると、空気が冷たくなり乾燥をはじめ、体の調子も変化してきます。特にこの季節に気をつけたいのは、肺。外気が乾燥すると肺の潤いが少なくなり、風邪も引きやすくなるのです。また、肺と関係が深い大腸も不調になり、肌も乾燥してきます。

日頃から気軽にできる予防策としては、やっぱり食事です。みょうがやくるみ、銀杏などの秋の食材は、呼吸器系を潤してくれます。免疫力を上げてくれるきのこ類もオススメです。

また、秋は何となく淋しくなったり、少し気分が落ち込みやすい季節です。そういった気を発散させるには、運動も必要です。
美しい夜空を鑑賞しながら散歩したり、深呼吸したり。それだけでも、こころも体も上向きに変化してきますよ。
ただし、やり過ぎには注意。身体がぽかぽかして少し汗ばむ程度にしましょう。

今年の夏は雨が多く、いつの間にか秋になっていて、突然の変化に体も戸惑っているはずです。
日々の心がけから養生して、体も心も衣替えをはじめましょう。

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コメント: 1
  • #1

    田中理 (土曜日, 29 11月 2014 14:47)

    いつでも、いろんな食材が手に入る現在だからこそ
    旬のモノを意識したほうが良いですね。